第2航空戦隊
第2航空戦隊は空母を中心に編制された部隊。
開戦時の第2航空戦隊は飛龍、蒼龍、第23駆逐隊で編制され、第1航空艦隊に所属した。
開戦時は機動部隊に所属してハワイ作戦、ウェーキ島攻略支援、アンボン攻撃、ポートダーウィン攻撃、インド洋作戦などに参加した。
ミッドウェー作戦では第1機動部隊に所属して参加したが、米機動部隊の攻撃を受けて全ての空母を失った。この作戦で第2戦隊司令官山口多聞少将が戦死する。
1942年7月14日、第2航空戦隊は機動部隊として新編された第3艦隊に転出。解隊された第4航空戦隊の龍驤と隼鷹を第2航空戦隊に編入して再編された。
7月31日、飛鷹が竣工、第2航空戦隊に編入。
8月24日、第二次ソロモン海戦に第2航空戦隊は龍驤のみが参加。この海戦で龍驤が米機動部隊の攻撃を受けて沈没する。
南太平海戦、第三次ソロモン海戦にも第2航空戦隊は参加したが、飛鷹は機関故障のため隼鷹のみが参加した。
1943年4月の「い号作戦」では艦上機のみが参加。
6月12日、第50航空戦隊の龍鳳を編入。
1944年6月のマリアナ沖海戦には本隊・乙部隊に所属して参加。この海戦で飛鷹が米機動部隊の攻撃を受けて沈没した。
7月10日、第2航空戦隊を解隊。隼鷹と龍鳳は伊勢と日向で編制された第4航空戦隊に転出した。
1940年11月1日~ | 山口多聞少将 |
1942年7月14日~ | 角田覚治少将 |
1943年5月22日~ | 酒巻宗孝少将 |
1943年9月1日~ | 城島高次少将 |
1944年7月10日 | 解隊 |