矢矧
日本海軍阿賀野型軽巡洋艦の3番艦。
艦名の由来は長野県と岐阜県と愛知県を流れる川。現在は矢作川と表記されている。
大和と共に沖縄への海上特攻に参加した軽巡として知られている。
新造時 | 排水量 | 6,652t |
全長 | 174m | |
全幅 | 15m | |
出力 | 100,000馬力 | |
速力 | 35ノット | |
航続力 | 18ノットで6,000海里 | |
兵装 | 50口径四一式15cm連装砲3基 65口径九八式8cm連装高角砲2基 九六式25mm3装機銃2基 九六式25mm連装機銃4基 九二式61cm4連装魚雷発射管2基 九三式61cm魚雷16本 | |
電探 | 二一号1基 | |
搭載機 | 水偵2機 | |
最終時 | 兵装 | 50口径四一式15cm連装砲3基 65口径九八式8cm連装高角砲2基 九六式25mm3装機銃10基 九六式25mm単装機銃28基 九二式61cm4連装魚雷発射管2基 九三式61cm魚雷16本 |
電探 | 二一号1基、二二号2基、一三号1基 | |
搭載機 | 水偵2機 |
艦歴
1941年11月11日 | 佐世保工廠で起工 |
1942年10月25日 | 進水 |
1943年12月29日 | 竣工、第3艦隊第10戦隊旗艦 |
1944年6月19日~20日 | マリアナ沖海戦に参加 |
1944年6月 | 機銃を増備、二二号電探2基と一三号電探1基を装備 |
1944年10月 | 第1遊撃部隊に所属して捷一号作戦に参加 |
1944年10月25日 | サマール沖海戦において米艦船の砲撃と艦上機の爆撃を受けて損傷 |
1944年11月15日 | 第2艦隊第2水雷戦隊に編入 第2水雷戦隊旗艦 |
1944年11月 | 内地に帰投 |
1944年12月 | 25mm単装機銃10基を増備 |
1945年4月 | 第1遊撃部隊に所属して海上特攻に参加 |
1945年4月7日 | 九州坊ノ岬沖において米艦上機の雷爆撃を受けて沈没 乗員446名戦死 |
1945年6月20日 | 除籍 |
歴代艦長
1943年12月29日~ | 吉村真武大佐 |
1944年12月20日~ | 原為一大佐 |