サラトガ
アメリカ海軍レキシントン型航空母艦の2番艦。
サラトガは潜水艦の雷撃を2回、特攻機の攻撃を1回受け、その度に数ヶ月に渡るドック入りを繰り返した。そのため主要な戦闘にはあまり参加できなかったばかりか、最後には水爆実験の標的艦にされるという不運な生涯を送った。
新造時 | 排水量 | 公称 33,000t 実際 36,000t |
全長 | 270.8m | |
全幅 | 水線 32.2m 最大 39.7m | |
出力 | 184,000馬力 | |
速力 | 34ノット | |
航続力 | 15ノットで9,500海里 | |
兵装 | 20.3cm連装砲4基 12.7cm単装高角砲12基 12.7mm機銃48門 | |
搭載機 | 90~120機 | |
最終時 | 兵装 | 12.7cm連装両用砲4基 12.7cm単装両用砲8基 機銃116門? |
艦歴
1920年9月25日 | 巡洋戦艦としてニューヨーク造船所で起工 |
1922年7月1日 | 空母に設計変更(工程進捗率29%) |
1925年4月7日 | 進水 |
1927年11月16日 | 竣工 |
1941年12月8日 | 開戦時はサンディエゴ軍港に在泊 |
1942年1月11日 | 伊号第6潜水艦の雷撃を受けて損傷 修理のため本土に回航 |
1942年1月~5月 | 損傷修理を兼ねて近代化改装を実施 艦橋構造の改良、煙突の低減、飛行甲板の拡張と延長 20.3cm連装砲を撤去して、12.7cm連装両用砲を装備 40mm機銃と20mm機銃を装備 |
1942年8月 | 第11任務部隊に所属してガダルカナル攻略に参加 |
1942年8月24日 ~25日 | 第11任務部隊に所属して第二次ソロモン海戦に参加 |
1942年8月31日 | 伊号第26潜水艦の雷撃を受けて損傷、修理のためハワイに回航 |
1942年12月 | 修理完了 |
1943年6月 | 第36任務部隊に所属して英海軍と協同でニュージョージア攻略に参加 |
1943年11月 | 第38任務部隊に所属してラバウル空襲に参加 |
1943年11月 | 第50.4任務部隊に所属してギルバート諸島攻略に参加 |
1944年1月 | 第58.4任務部隊に所属してマーシャル諸島攻略に参加 |
1944年4月 | 英海軍と協同でサバン空襲に参加 |
1944年5月 | 英海軍と協同でスラバヤ空襲に参加 |
1944年5月~9月 | 整備のため本土に回航 |
1945年2月 | 第58.5任務部隊に所属して硫黄島攻略に参加 |
1945年2月21日 | 特攻機の攻撃を受けて大破、修理のため米本土に回航 |
1945年5月 | 修理完了 |
1946年7月25日 | ビキニ環礁の水爆実験で沈没 |
1946年8月15日 | 除籍 |
関連用語: レキシントン| レキシントン型航空母艦