愛宕
日本海軍高雄型重巡洋艦の2番艦。
艦名の由来は京都市右京区の北西部にある標高924mの山。
愛宕は沈没するまで第2艦隊の旗艦を務めていた。
新造時 | 排水量 | 11,350t |
全長 | 204m | |
全幅 | 19m | |
出力 | 130,000馬力 | |
速力 | 35ノット | |
航続力 | 14ノットで8,000海里 | |
兵装 | 50口径三年式二号20cm連装砲5基 45口径十年式12cm単装高角砲4基 毘式40mm単装機銃2基 八九式61cm連装魚雷発射管4基 九〇式61cm魚雷24本 | |
搭載機 | 水偵3機 | |
開戦時 | 排水量 | 13,400t |
全長 | 204m | |
全幅 | 20m | |
出力 | 130,000馬力 | |
速力 | 34.2ノット | |
航続力 | 18ノットで5,049海里 | |
兵装 | 50口径三年式二号20cm連装砲5基 45口径十年式12cm単装高角砲4基 九六式25mm連装機銃4基 九三式13mm連装機銃2基 九二式61cm4連装魚雷発射管4基 九三式61cm魚雷24本 | |
搭載機 | 水偵3機 | |
最終時 | 兵装 | 50口径三年式二号20cm連装砲5基 40口径八九式12.7cm連装高角砲4基 九六式25mm3連装機銃6基 九六式25mm連装機銃6基 九六式25mm単装機銃24基 九二式61cm4連装魚雷発射管4基 九三式61cm魚雷24本 |
電探 | 二一号1基、二二号2基、一三号1基 | |
搭載機 | 水偵3機 |
艦歴
1927年4月28日 | 呉工廠で起工 |
1930年6月16日 | 進水 |
1932年3月30日 | 竣工 |
1938年4月 | 改装に着手 |
1939年10月30日 | 改装完了 |
1941年12月8日 | 第2艦隊旗艦 南方部隊の旗艦としてマレー作戦・比島作戦を支援 |
1942年4月 | 12cm単装高角砲を12.7cm連装高角砲に換装 |
1942年6月 | 攻略部隊の旗艦としてミッドウェー作戦に参加 |
1942年8月24日~25日 | 第二次ソロモン海戦に参加 |
1942年10月26日~27日 | 南太平洋海戦に参加 |
1942年11月14日 | 第三次ソロモン海戦に参加 米艦船の攻撃により軽微な損傷 |
1943年2月 | ガダルカナル島撤収作戦を支援 |
1943年7月 | 二一号電探(対空用)を1基装備 |
1943年11月5日 | ラバウルにおいて敵機の攻撃を受けて損傷 中岡艦長戦死 |
1943年12月 | 損傷復旧工事を兼ねて機銃の増備と二二号電探2基を装備 |
1944年6月19日~20日 | マリアナ沖海戦に参加 |
1944年7月 | 機銃の増備と一三号電探1基を装備 |
1944年10月 | 第1遊撃部隊の旗艦として捷一号作戦に参加 |
1944年10月23日 | バラワン水道において米潜水艦ダーターの雷撃を受けて沈没、乗員360名戦死 旗艦を大和に変更 |
1944年12月20日 | 除籍 |
歴代艦長
1941年8月11日~ | 伊集院松治大佐 |
1942年12月1日~ | 中岡信喜大佐 |
1943年11月15日~ | 荒木伝大佐 |