月日 | 項目 | 出来事 |
08.01 | 国内情勢 | 砂糖の家庭用配給停止 |
陸海軍作戦 | 連合艦隊、遊撃部隊を第1遊撃部隊に改称 |
連合軍作戦 | 米軍、テニアン島の占領を発表 |
08.02 | 陸海軍作戦 | テニアン島守備隊玉砕、角田中将自決 |
軍令部総長に及川古志郎大将を親補 |
海上護衛総司令長官に野村直邦大将を親補 |
国際情勢 | ワルシャワ市民、武装蜂起 |
トルコ、独との国交を断絶 |
伊ファシスト共和国のファシスト党が軍隊化、黒シャツ旅団となる |
08.03 | 陸海軍作戦 | 北部ビルマのミートキーナ失陥 |
第18軍、アイタベ攻撃を中止してウエワク地区に集結を下令 |
軍令部総長、「海上護衛総司令部部隊・各鎮守府部隊・各警備府部隊・支那方面艦隊の準拠すべき当面の作戦方針」を指示 |
08.04 | 国内情勢 | 閣議で国民総武装を決定、竹槍訓練を開始 |
大本営政府連絡会議で「最高戦争指導会議」の設置を決定 |
陸海軍作戦 | 連合艦隊、「予期決戦正面とその隣接要地における連合艦隊作戦要領」と「捷号作戦航空戦準則」を発令 |
第35軍の戦闘序列を発令し第14方面軍に編入 |
大本営直轄の第8師団と戦車第2師団を第14方面軍に、第10師団を台湾軍に編入 |
国際情勢 | 密告によりアンネ・フランク一家が逮捕される |
08.05 | 陸海軍作戦 | 退却中の第15軍、チンドウィン河に到着 |
南方軍、捷号作戦準備命令を下達 |
新編の第108師団を関東防衛軍、第111師団を第20軍、第112師団を第3軍に編入 |
08.06 | 陸海軍作戦 | 南方軍、南西方面艦隊と合同で捷一号作戦兵棋演習を実施 |
空母雲龍竣工、第3艦隊第1航空戦隊に編入 |
国際情勢 | 米空母ベニントン竣工 |
08.07 | 陸海軍作戦 | 軽巡長良、佐世保沖で米潜水艦クローカーの雷撃を受けて沈没 |
第1航空艦隊司令長官に寺岡謹平中将、練習連合航空総隊司令官に松永貞市中将を親補 |
08.08 | 陸海軍作戦 | 第11軍、衡陽を占領 |
大本営陸海軍部、「水上特攻艇運用に間する中央協定」を決定 |
教導航空軍司令部の編成を発令、司令官に菅原道大中将を親補 |
第2航空軍司令官に板花義一中将を親補 |
国際情勢 | ヒトラー暗殺未遂事件の首謀者を処刑 |
08.09 | 陸海軍作戦 | 大本営、連合艦隊司令長官に捷号作戦・海上護衛作戦・対潜作戦に関し海上護衛総司令部部隊、各鎮守府部隊、各警備府部隊を指揮することを発令(大海令第33号) |
08.10 | 陸海軍作戦 | グアム島守備隊との連絡が途絶 |
第4航空軍、捷一号作戦準備命令を下達 |
第1航空艦隊を南西方面艦隊に編入 |
空母天城竣工、第3艦隊第1航空戦隊に編入 |
連合軍作戦 | セイロン島より出撃のB-29、パレンバンを夜間空襲(主目標は製油所、~11日) |
08.11 | 陸海軍作戦 | グアム島守備隊玉砕、マリアナ方面の第31軍司令官小畑英良中将自決 |
連合軍作戦 | B-29(29機)、長崎を夜間空襲 |
国際情勢 | 独軍、アンジェとナントから撤退 |
08.13 | 連合軍作戦 | 米軍、グアム島の占領を発表 |
08.14 | 陸海軍作戦 | 軍令部、「連合艦隊司令部陸上施設設置要領」を決定 |
重雷装艦北上、回天搭載艦への改装工事に着手 |
08.15 | 国内情勢 | 閣議で「総動員警備計画暫定要綱」の廃止と「総動員警備要綱」を決定 |
陸海軍作戦 | 大本営陸海軍部、「捷号作戦に伴う海上機動反撃準備要綱」を決定 |
第3南遣艦隊司令長官を南西方面艦隊司令長官兼第13航空艦隊司令長官三川軍一中将が兼任 |
国際情勢 | 連合軍、南仏に上陸(ドラグーン作戦) |
08.16 | 陸海軍作戦 | 第15軍、チンドウィン河に退却した各師団に第二次退却命令を下達 |
海軍、人間爆弾「桜花」の試作を開始 |
08.17 | 陸海軍作戦 | 大本営、第8飛行師団隷下飛行第29戦隊の第2航空艦隊司令長官の指揮下離脱を発令(大海令第34号) |
国際情勢 | 連合軍、シャルトルとオルレアンを解放 |
08.18 | 陸海軍作戦 | 空母大鷹がルソン島北部で米潜水艦ラッシャーの雷撃を受けて沈没、軽巡名取がサマール島東方で米潜水艦ハードヘッドの雷撃を受けて沈没 |
08.19 | 国内情勢 | 最高戦争指導会議で「世界情勢判断」と「今後採るべき戦争指導の大綱」を決定 |
国際情勢 | パリでレジスタンス蜂起 |
ファレーズの独軍戦車部隊、連合軍に包囲され壊滅 |
08.20 | 陸海軍作戦 | 第11軍、洪橋会戦準備を下令 |
参謀総長、「捷号作戦に伴う海上機動反撃準備要綱」を指示 |
連合艦隊、「捷号作戦における先遣部隊作戦要領大綱」を発令 |
南方軍と南西方面艦隊との間に「比島方面作戦指導要綱」を協定 |
第31戦隊(軽巡五十鈴、他)を新編して連合艦隊に編入 |
第3水雷戦隊を解隊 |
連合軍作戦 | B-29(80機)、九州西部地区を空襲(主目標は八幡製鉄所) |
国際情勢 | 連合軍、セーヌ川に到達 |
08.21 | 陸海軍作戦 | 大本営、連合艦隊司令長官に捷号作戦と海上護衛作戦に関し支那方面艦隊を指揮することを発令(大海令第35号) |
連合艦隊、T攻撃部隊(悪天候時における雷撃部隊)の編成と作戦に関し発令 |
連合軍作戦 | B-29(20機)、八幡製鉄所を夜間空襲 |
08.22 | 国内情勢 | 沖縄からの学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦ボーフィンの雷撃を受けて沈没、児童1,350人が死亡 |
参謀総長、捷号作戦準備進捗状況を上奏 |
陸海軍作戦 | ビアク島守備隊、連絡を絶つ |
軍令部総長、「捷号作戦に伴う海上機動反撃準備要綱」を指示 |
08.23 | 国内情勢 | 学徒動員令、女子挺身勤労令公布 |
国際情勢 | 独軍、パリを放棄 |
仏軍、ツーロンを占領 |
ルーマニアでクーデター、首相のイオン・アントネスクは失脚し連合国に降伏 |
08.24 | 陸海軍作戦 | 南方軍、「比島方面作戦指導要綱」を下達 |
連合軍作戦 | 英機動部隊、スマトラ島に来襲 |
国際情勢 | 独軍、ボルドーから撤退 |
08.25 | 陸海軍作戦 | 第6方面軍司令部の編成を発令、司令官に岡村寧次大将を親補 |
北支那方面軍司令官に岡部直三郎大将、第3方面軍司令官に後宮淳大将を親補 |
国際情勢 | 連合軍がパリに入城、ド・ゴール凱旋 |
ルーマニア、対独宣戦布告 |
08.26 | 陸海軍作戦 | 第33軍、断作戦(インドと支那の連絡線遮断、拉孟守備隊と騰越守備隊の救援作戦)を開始 |
第6方面軍の戦闘序列を発令し支那派遣軍に編入 |
08.27 | 陸海軍作戦 | 第11軍司令官、洪橋会戦攻撃命令を下達 |
大本営陸海軍部、「小笠原諸島における陸海軍間の指揮関係に関する陸海軍中央協定」を策定 |
08.28 | 陸海軍作戦 | 陸海軍航空部隊、ミオス島の飛行場を攻撃 |
海軍、特攻艇「震洋」を制式化 |
国際情勢 | 連合軍、マルセイユを占領 |
英空母インプラカブル竣工 |
08.29 | 国内情勢 | 閣議で「科学技術の戦力化に関する件」を決定 |
陸海軍作戦 | 第11軍、洪橋会戦作戦開始 |
国際情勢 | スロバキアで蜂起 |
08.30 | 国内情勢 | 最高戦争指導会議で「対重慶政治工作実施要綱」(重慶政府との休戦を企図)を決定 |
陸海軍作戦 | ビルマ方面軍司令官に木村兵太郎中将、第4航空軍司令官に富永恭次中将を親補 |
国際情勢 | 独軍、ブルガリアを放棄 |
08.31 | 連合軍作戦 | 米機動部隊、小笠原諸島に来襲(~9月2日) |
国際情勢 | ソ連軍とルーマニア義勇師団、ブカレストに入城 |
8月 | 陸海軍作戦 | 陸軍、四式重爆撃機「飛龍」を制式化 |
国際情勢 | 独空軍、ユンカースJu287爆撃機の試作機が初飛行 |
米陸軍、M4A3E8中戦車(イージーエイト)の生産を開始(~1945年9月) |
米海軍、グラマンF8Fベアキャット艦上戦闘機の試作機が初飛行 |
ソ連空軍、イリューシンIl-10攻撃機の生産を開始 |