月日 | 項目 | 出来事 |
01.01 | 国内情勢 | 芳澤蘭印特派大使、対蘭印交渉(石油輸入)を開始 |
全国の映画館で国策ニュースの強制上映を開始 |
01.06 | 国際情勢 | 米大統領、議会で4つの自由を演説(言論の自由、宗教の自由、欠乏よりの自由、恐怖よりの自由) |
01.07 | 陸海軍作戦 | 連合艦隊司令長官、海相に「日米開戦に至れば開戦劈頭に航空機で真珠湾に在泊の敵主力を撃破し、米国民の戦意を喪失させることが第一である」と私信を送る |
国際情勢 | 泰・仏印国境紛争拡大 |
01.08 | 国内情勢 | 陸相、戦陣訓を示達 |
01.10 | 国内情勢 | 閣議で国土防空強化に関する件を決定 |
陸海軍航空委員会を設置 |
国際情勢 | 米政府、武器貸与法案を議会に提出 |
独ソ経済協定・国境確定協定調印 |
01.11 | 国内情勢 | 政府、「新聞紙等掲載制限令」(国家機密掲載制限の強化)を公布 |
01.15 | 陸海軍作戦 | 陸海軍など7省合同で対謀略防衛演習を実施(~17日) |
第11航空艦隊を新編して連合艦隊に編入、司令長官に片桐英吉中将を親補 |
第21・第22・第24航空戦隊を新編して第11航空艦隊に編入 |
第1・第2・第6根拠地隊を新編、第1・第2根拠地隊は第2艦隊に、第6根拠地隊は第4艦隊に編入 |
第1・第2・第4連合航空隊を解隊 |
01.16 | 国内情勢 | 大日本連合青年団・大日本連合女子青年団・大日本少年団連盟・帝国少年団協会を統合して大日本青少年団を結成 |
海軍遣独視察団、出発(2月22日ベルリン着) |
陸海軍作戦 | 大本営陸軍部、「大東亜長期戦争指導要綱」(長期戦不可避)と「対支長期作戦指導要綱」(武力で事変の解決を図り、その後逐次兵力を縮小して治安粛正を重視し、航空進攻作戦を継続して長期持久態勢に転移)を決定 |
陸海軍作戦 | 参謀総長、南支那方面軍に南方作戦の研究を指示 |
01.19 | 国内情勢 | 大本営政府連絡懇談会で「泰・仏印紛争調停に関する緊急処理要綱」を決定 |
国際情勢 | スーダンの英軍、エリトリアの伊軍に反攻開始 |
01.20 | 国内情勢 | 外相、泰と仏印に泰・仏印国境紛争に関し調停を正式に申し入れ |
陸海軍作戦 | 第11軍、予南作戦(湖北省北部と河南省南部の中国軍攻撃作戦)を開始(~2月12日) |
国際情勢 | ムッソリーニ首相、ヒトラー総統に伊軍を独軍の指揮下に置くことを承認 |
01.21 | 国内情勢 | 帝国議会における外相の演説が蘭印を刺激し日蘭交渉が停滞 |
陸海軍作戦 | 大本営、支那方面艦隊に仏印と泰沿岸に兵力を派遣し顕示を下令 |
国際情勢 | 泰国、日本側申し入れの泰・仏印国境紛争の調停を受諾 |
01.22 | 陸海軍作戦 | 第2遣支艦隊、仏印沿岸に威力顕示開始(仏印に泰・仏印国境紛争調停の受諾促進を図るための作戦) |
国際情勢 | 英軍、北アフリカのトブルクを占領 |
01.23 | 国内情勢 | 特命駐米大使野村吉三郎大将、東京を出発し米国に向かう(2月11日、ワシントン着) |
陸海軍作戦 | 大本営、南支那方面軍に対仏印武力行使時の航空兵力使用許可を発令 |
01.25 | 国内情勢 | 参謀総長、南部仏印に対する作戦準備に関し上奏 |
01.26 | 陸海軍作戦 | 連合艦隊司令長官、第11航空艦隊参謀長大西瀧治郎少将に真珠湾攻撃の研究を指示 |
01.27 | 国際情勢 | 米参戦を想定した米英参謀本部の秘密戦略会議を開催(~3月29日) |
01.30 | 国内情勢 | 大本営政府連絡懇談会で「対仏印・泰施策要綱」を決定 |
01.31 | 陸海軍作戦 | 大本営、第5師団と第5飛行集団に北九州で実施する上陸作戦演習参加を発令 |
国際情勢 | サイゴン沖に停泊の軽巡名取の艦上で、泰・仏印停戦協定調印 |
1月 | 陸海軍作戦 | 参謀本部、マレー進攻航空作戦の兵棋演習を実施 |